おはようございます、せせらぎです。
性教育パート3お話しします。
性教育に対して高い壁を感じていた私が、救世主とも思えるような1冊の本に出会うことができました。
本が大好きな私はよく本屋に出かけるのですが、性教育について悩むようになるまで、このような種類の本が今はたくさん出ていることに気が付きませんでした。
子供のための性教育関連の本が数種類出ておりまして、本の中身をパラパラとめくっておりまして、これはすばらしいと思う本を1冊購入しました。
フクチマミ 村瀬幸浩 著
『おうち性教育はじめます』
『性教育は子どもを守るための教育』
という主旨で描かれています。
単に、子どもを作るための性教育ではなく、
親と自分の繋がり(どこから生まれたの?)、プライベートゾーンは見せない・触らせない(例え親でも触らせない)…
性交には三つの側面があること。
子どもを作るため、愛情を確かめ合うため、支配欲のため。
体の性と心の性、そして性的指向。
性の在り方を認めることは、その人自身を認めること。
つまり自己肯定感を高めることになること。
そしてこの本の中で、私が1番興味深いと思う部分は「大人も性教育が必要」と言う部分です。
私自身も、性教育をきちんと受けておりませんでした。
私の先生は本や映画、友達とのこそこそ話などです。
自宅に家庭の医学と言う本がありましたので、時々女性の体について調べることもありました。
※避妊の仕方はこの本で知りました(笑)
私自身、子供に伝えられるほどの知識がなく、性とはモヤッとしたもので、なんとなくしかわからなかったのです。
知らない事は話せない。
私が子供に対して性教育の壁を高く感じていたのも当然のことだったのです。
この本を熟読し、よし!張り切って子ども達に性教育を…
と思ったのですが、
ある程度大きくなってしまった我が子へ私が話すのもどうかなぁ?と感じたので、直接この本を読んでもらうことにしました。
長男はこの本を読み、ジェンダーについての項目がとても良かったと言っていました。
『子どもがいつでも自分らしくいられるように、親は絶対的な味方であって欲しい』
と村瀬先生の熱いメッセージが書かれているところは、私も大好きです。
この本は愛情がたっぷり詰まっています。
私の性教育はまだまだ始まったばかりです。
6歳の娘には、お風呂に入った時にプライベートゾーンの話などを聞かせています。
そろそろ月経についても話をしたいと思います。
性器を医学用語で言うのはまだまだ恥ずかしさもありますが、頑張っていきたいと思います。
追記…
この本の中で「性教育が進んでいるオランダでは、15歳以下の初性交率がとても低く、しっかりと学ぶからこそ慎重になる」とあります。
メリットデメリットを知っているからこその、遅い初体験を選択する。
相手がいることですから、慎重になってもらいたいと、心から願っています。